ヨーロッパ・インターナショナルセミナー開催
2008年2月9日 マドリッド


2008年2月9日(土),スペインのマドリッド市内にありますホクサ32ホテルを会場として、ヨーロッパ浪越指圧セミナーが開催されました。セミナーには、イタリアボランティア指圧協会会長アルベルト・ポリドリ先生、フランス指圧連合会長エンソー先生、フランス浪越スクール・クリスチャン先生。オランダ指圧学校教師テルニテエ・ベンデルボス先生。ポルトガル指圧学校校長ロジャリー先生、ポルトガル指圧協会会長マルコ・ビエイラ先生をはじめ、ヨーロッパ諸国、スペイン国内の37人の指圧インストラクターを含む総勢約100人が参加いたしました。
セミナーのオープニングとして、今回、初めての試みとして、準備体操をかねて日本で大変馴染深いラジオ体操第一・第二と真向法の運動療法の4つの型を紹介しました。ラジオ体操では、大きなスクリーンにラジオ体操の映像を流しながら、古谷亮先生の掛け声にあわせて全員で音楽に合わせて体操を行いました。実際、50歳以上のスペイン人は学校において体育という学科を経験していないので、この簡単な体操は習慣づけて行えばスペイン人にとっては大変有効な予防医学になります。
真向法は、金井千佳子先生の指導で、4つの基本の型をゆっくりとした動きで徐々に身体を慣らさせるようにしながら、100人の参加者が自分の体の堅さを実感しました。このシンプルな真向法も日本人を問わず西洋人の習慣になれば、これもすばらしい予防医学の一つとして定着するはずです。
この二つの準備体操が大変和やかな雰囲気を作り、セミナーの幕が切って落とされました。
大会の幕開けは、スペイン・マラガ指圧学校校長マテオ先生より、今回新しく改訂された浪越指圧の細部にわたる確認と説明をしていただき、インストラクターの下、各々が熱心に基本指圧の手技の確認をいたしました。
午後の部では、イタリアのポリドリ先生より、交通事故によって身体に障害をもった患者さんに指圧療法と運動療法によって社会復帰を目指してリハビリを行っている様子を撮影された映像を通してご説明いただきながら、特に身体障害者における患者さんの姿勢に合わせた指圧療法の大切さを儀享受いただきました。また、実技指導といたしまして、肩甲間部における指圧をデモンストレーションしていただきました。ポリドリ先生は10年間、交通事故による身体障害者の患者、そして先天性身体障害など、全ての障害をもつ患者さんにボランティアで指圧を施術されており、2年前にイタリア政府の後押しで、今は使われていない書類を保管する場所を政府から提供してもらい、現在そこをリハビリの施設として日々施術にあたられております。また、歴代のイタリア首相の指圧をしており、政府と強いつながりを持っておられる先生として、イタリアでは有名な指圧師です。
次に、浪越指圧ヨーロッパ代表であり又、日西指圧学院校長の小野田茂先生より、指圧との相乗効果を期待したストレッチングを学院のラウル先生と2人で各ポイントの説明を加えながら披露していただき、指圧と運動療法の兼ね合わせは大変良い結果を患者さんにプレゼントすることを参加者に実技を通して伝えました。
最後に、スペイン・バレンシア指圧学校校長フリオ・ウルティス先生より顔面前額部、眉の上部のポイントを使って自律神経を調整する手技を披露(特に精神的ストレス解消)、そして実技指導いただき盛況のうちにセミナーを終えることができました。
今回のセミナーは、基本手技の反復はさることながら、各先生が基本の積み重ねが、応用(治療)の領域を広めるというごくごく簡単だからこそ難解な答えをテクニックを通じて教えてくれました。最後に4月8日、ホテルTOKYO DOOMで行われる「指圧の日」制定記念パーティーに NAMIKOSHI SHIATSUのメンバーが参加することを発表してセミナーが終わりました。